東京都国立市で葬儀をあげたい方へ

東京都国立市でお葬式をあげたい方へ

国分寺と立川の間に位置することから、両者から1字ずつとって名付けられた国立市。首都圏の地理に詳しくない人からは、しばしば「こくりつ」と呼ばれてしまうことでも知られています。市内には実際に、「国立音楽大学」や国立市立国立第一中学校」など、どちらで読めばよいのか悩んでしまいそうな施設名も少なくありません。

全国で4番目に面積の小さな市である一方、国立の一橋大学や私立の桐朋学園をはじめ、多くの教育機関の集まる学園都市でもあります。
また、JR国立駅から南に延びる大学通りは、桜並木が美しいことでも有名で、市の南部にはJR南武線の谷保駅や矢川駅、そして中央自動車道の国立府中インターチェンジもあり、市外へのアクセスも良好です。

国立市で葬儀式場を探すときは、そうした交通の利便性や周辺環境についても加味して選ぶとよいでしょう。

東京都国立市 の主な葬儀式場

国立市内の葬儀式場は、市の南部に集まっているのが特徴です。ただし公営の斎場はなく、民営斎場や寺院斎場が選択肢となります。

たとえばドリーミーホール国立は、多摩地区で多くの葬儀場を手掛ける葬祭会社「ドリーミー」が運営するメモリアルホールです。同社には厚生労働省の「葬祭技能審査」をクリアした有資格の葬祭ディレクターがおり、故人や遺族の細かい要望まで親身になって応えてくれます。相談は無料なので、わからないことがあれば何でも尋ねてみるとよいでしょう。
月々1,000円からの掛け金で始められる互助会も魅力的なシステムで、満額まで貯まると積み立てた金額よりグレードの高いプランの葬儀を催行できます。また、さまざまなオプションも割引価格になるほか、結婚式や七五三などの家族のお祝いも会員価格で利用可能です。

また寺院斎場としては、南養寺 大定殿斎場が一例として挙げられます。お寺が運営する式場ですが、宗旨宗派を問わず誰でも利用できます。

葬儀会場を選ぶ際には、利用料や収容人数はもちろん、アクセスの良さや雰囲気なども重要なポイントです。なにより、葬儀に対して故人や遺族の意向があれば、それに即しているかどうかがもっとも大切です。そのためにはまず葬儀場や葬儀社の情報や資料を収集し、プランを比較してより希望に沿った業者を選ぶように心がけましょう。

東京都国立市の葬儀費用の相場

葬儀をあげるときの自治体の補助金について

葬儀費用は突然必要になることもあります。大きな出費になるので、生活費を圧迫するようなことも考えられます。
そのような場合、一定の条件を満たせば自治体から葬祭費の補助が受けられることを覚えておくとよいでしょう。国民健康保険の加入者を対象とするもので、葬儀を行った翌日から2年までは遡及して申請することができます。

ただし、申請から給付まではある程度時間を要するので、葬儀社への支払いなどに充てるのは難しいかもしれません。あくまで香典などと同じく事後的な補填として捉えておきましょう。

国立市における具体的な申請方法と給付の内容については、以下の通りです。葬儀プランや葬儀場を選ぶ際などに、参考にしてください。

東京都国立市の火葬へのアクセス事情

立川聖苑は、立川市・国立市・昭島市の3市で昭和60年（1985）に立ち上げた一部事務組合である、「立川・昭島・国立聖苑組合」が運営する公営の火葬場です。住所は立川市ですがほとんど国立市の境に近く、国立市民の多くが当施設を利用しています。

火葬料金は、亡くなった方が3市の住民であった場合は無料です。そうでない場合は、12歳以上の大人で8万円、12歳未満の小人で5万円、死亡胎児は3万円の利用料がかかります。

立川聖苑には火葬炉が7基あり、公営の火葬場としては規模の大きな部類といえるでしょう。待合室は6室あり、すべて定員は32名です。施設の方では食事やアルコール類の用意はありません。

駐車場が乗用車27台にバス8台分とやや狭小で、公共交通機関での来場が推奨されています。駐車場を使う場合は、1組あたりバス1台・乗用車2台に収めるように呼びかけられています。最寄りのJR南武線西国立駅までは徒歩10分弱です。西国立駅とはいうものの、駅は立川市内にあります。

また、ペットの持ち込みは禁止されています。公営施設ということで職員は公務員ないしそれに準ずる立場にあり、火葬に際して心づけなどは一切受け取ることができません。利用者の多い火葬場なので、予約時刻の30分前から10分前までには到着しておくようにしましょう。

東京都国立市で実績の多い葬儀社一覧

東京都国立市の中でもとくに実績が多く、幅広いプランに対応している葬儀社をご紹介します。

ドリーミーホール国立

ドリーミーホール国立はJR南武線谷保駅から徒歩5分と近く、また甲州街道に面していることから車でのアクセスも容易な好立地にあります。駐車場も12台分確保されていて、1日1組限定の斎場なので気兼ねすることなく利用できます。

式場ホールは椅子席で60～100名まで収容可能。36名用と24名用の2つの会席室も付属していて、人数や状況に応じて使い分けることができます。
遺族の控室が専用のフロアに設けられているのも大きな特長といえるでしょう。浴室やミニキッチンも完備されていて、葬儀や通夜の合間にしっかり体を休めることができます。

霊安設備も整っていて、葬儀当日まで遺体を安置してもらうことも可能です。他の式場を利用する際に、霊安施設だけ使わせてもらうということもできます。

施設詳細

料金プラン （税抜）

南養寺 大定殿斎場

南養寺は谷保駅の隣の矢川駅から徒歩8分のところにある、臨済宗建長寺派の寺院です。開山は鎌倉時代と伝えられ、実に600年以上の歴史をもつ古刹です。
その境内に設けられた大定殿斎場は、およそ100席を擁する、こちらも1日1組利用の式場です。会場の内装は比較的簡素ですが、隣接する本堂は江戸時代後期に建てられたもの。山門や鐘楼にも落ち着いた趣が感じられます。

車なら中央自動車道国立府中インターチェンジから10分足らずの距離で、駐車場も50台分を完備されています。家族葬からやや大きめの一般葬まで対応できます。

通夜当日には、遺族が宿泊することも可能です。周辺は静かな住宅街ですが、歩いて5分のところにコンビニエンスストアがあるので、朝晩の買い物にも不自由しません。
最寄りの火葬場（立川聖苑）へも車で15分程度と近いのもメリットのひとつです。葬儀の後でスムーズに移動できるので、遺族や親族の負担も軽くて済みます。

施設詳細

料金プラン（税抜）

【記事監修】小林 憲行

2007年鎌倉新書入社。『月刊仏事』編集記者を経て、「いい葬儀マガジン」等、葬儀・お墓・仏壇など、終活・エンディング関連のお役立ち情報や業界の最新の話題をさまざまな切り口で紹介するWebメディアを立ち上げる。2018年には終活・葬儀情報に特化した「はじめてのお葬式ガイド」をリリース、現在同サイトの編集・運営を担っている。

• 上板町2024年3月27日家族葬の花水木 上板リヴィエルホール（徳島県板野郡）の斎場・葬儀場情報／家族葬の料金や流れを解説
• 寝屋川市2024年3月27日セレモニーハウス寝屋川高宮栄（大阪府寝屋川市）の斎場・葬儀場情報／家族葬の料金や流れを解説
• 右京区2024年3月27日らくおう太秦ホール（京都府京都市）の斎場・葬儀場情報／家族葬の料金や流れを解説
• 川口市2024年3月27日小さな森の家川口東本郷（埼玉県川口市）の斎場・葬儀場情報／家族葬の料金や流れを解説