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−−サポート事例−−
【ホール】
大林寺山水閣
(横浜市緑区)
【火葬場】
横浜市北部斎場
(横浜市緑区)
【葬儀形態】
無宗教のお葬式
(花祭壇・音楽・スライド上映)
【参列者】
600人
【葬儀費用総額】
1,555,785円(お布施は除く)
−−詳細−−
「あの人の人柄を表現できるお葬式を」
電話は午後6時ごろでした。
はじめは「何から話したらいいのかわからないのだけど・・・」という一言でした。
ついさっき息子さんを亡くしたお父さまからの電話でした。
32歳の息子さんが、突然倒れ、病院に運ばれ、そのまま意識が戻らなかったそうです。
お父さまは、自宅のある名古屋から急きょ駆けつけたのですが、間に合わなかったそうです。
最初は、話している内容がまとまらなかったのですが、しばらく話をしている中で、ようやく言いたいことがわかってきました。
この方は一般的なお葬式ではなく、個性的なお葬式を望まれているようでした。
ちなみに「お葬式消費者相談.com」に電話する前に、近所の葬儀社に電話したそうです。
ところがそこの葬儀社は、お話しをしていて、どこかピンとこなかったので、うちに電話をくださったということです。
そして「ちょっと待って。もっとよくわかっている人がいるから」と言って、今度は女性が電話口に出ました。
「嫁の母ですが、ずっと近くに住んでいたので・・・。娘から聞いていたのですが、本当に自由に生きてきた人で、型にはまったことが嫌いだった人なんです。格式張ったお葬式じゃなくて、彼の人柄を表現できるような式にしてあげたいって、娘が言っていて・・・。そんなことのできる葬儀社はありませんか」
そんな依頼でした。
故人の人柄を表現できるような式、格式にとらわれない式、そんなお葬式はどの葬儀社にでもできるわけではありません。
「このお葬式は、あそこの葬儀社しかない」と思い、ひとつの葬儀社を紹介をさせていただきました。
そこから葬儀社と遺族の打ち合わせが始まりました。
最初の電話は、故人のお父さま、奥さまのお母さまからでしたが、その後は、奥さまとスタッフが何度も打ち合わせをしました。
ちなみに私どものところに電話があった時、故人の奥さまは、病院でご遺体に付き添っていたそうです。
それから数日の間、自分のつれ合いを見送る儀式のため、奥さまは悲しみの中で、スタッフと打ち合わせを重ねていきました。
友人たちがお別れの手紙を読み上げる
そうして当日。
600人をこえる会葬者が来て、会場に用意した150席の椅子どころか、会場の外まで人があふれ出すといった状況の中、式は始まりました。
友人がひとりづつ、お別れの言葉を贈ります。
ふるさとの名古屋からかけつけた友人、草野球チームのチームメイト、前の会社で親しくしていた元同僚、大学時代の友人、そして亡くなる前日に自分たちの将来の夢について語り合った友人。
蘇ってくる故人との思い出、いっしょに遊んだこと、喧嘩したこと、真剣に議論したことなどを、涙を流しながら語っていました。
マイクの前で一言も話すことができず、席に戻った人もいました。
友人たちからの言葉の後には、献花が行われました。
参列者が多かったため、1時間ちかく列が途絶えることなく、献花が行われました。
故人の人生をスライドで
献花が終わると、司会者のアナウンスとともに照明が落とされます。
ホール正面にスクリーンがおろされ、音楽とともに故人のこれまでの人生の写真を編集したスライドが上映されました。
生まれた時から、小学校・中学校時代の家族といっしょに映っている写真、高校の卒業アルバム、大学時代の友人とふざけている写真、奥さんと出会った頃の写真。
そして息子さんが生まれ、お宮参りの時に撮った写真が映された頃には、会場のあちこちから、友人たちのすすり泣く声が聞こえました。
ほんとうに感動的な儀式でした。
こんなすばらしいお葬式をアレンジしていただいた葬儀社に、私たち「お葬式消費者相談.com」の相談員も感謝の気持でいっぱいでした。
(C)お葬式消費者相談.com